民間企業

社会人生活も、クラブ活動で培ったガッツと
楽しむ精神で送っていきたい。

テレコムサービス株式会社 内定繁田 佳江 さんShigeta Yoshie経済学部卒(2014年3月) / 京都府 華頂女子高校 出身

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内定、おめでとうございます。
入社後はどのようなお仕事をされていくのですか?

テレコムサービス株式会社は、ソフトバンクの販売代理店として規模・実績共にNo.1を誇る会社。新入社員はモバイルショップで半年間接客・販売をするところからキャリアをスタートさせていきます。正式な入社は4月ですが、実はすでに1月から販売員を務めているんです。内定後、アルバイトというかたちで勤務させてもらえるということでしたので希望しました。学生でいられる残りの時間を自由に過ごしたいという思いも無いわけではありませんでしたが、少しでも早いうちから仕事を覚え、社会人としての生活に慣れることができるならそちらのほうが有意義だなと考え希望したんです。
商品やサービスについて覚えることも多いですし、販売目標もありますから大変な部分もありますが、何事もポジティブに捉えようと決めているので、楽しみながら接客するようにしています。気をつけているのは、目の前のお客様のことだけをみるのではなく、その方の周囲の状況や環境も伺いながら適したサービスを提案していくこと。そうすることでお客様ひとり一人に信頼してもらえ、次回にも足を運んでもらえたらいいなと思いますね。
また、学生時代にはアルバイト先でリーダーを務め、やりがいを感じていたので、ゆくゆくは責任ある立場にも立てるよう頑張っていきたいなと思っています。

では、学生生活についてお聞かせ下さい。
経法大ではどのように学び、過ごしましたか?

そもそも経法大への入学を決めた理由が、中学・高校と続けていた卓球を、関西学生リーグ1部(現在は2部)の強豪校のひとつだった経法大で続けたいとの思いからでしたので、1・2年生の頃はとにかくクラブ活動が生活の中心でした。卓球部の練習は週6日で、昼から夜までの間にその日の授業を終えた人から2時間半練習し、プラスアルファで個人練習やトレーニングを行っていました。強豪校だけに全国からハイレベルな選手が集まってくるので、練習も厳しいものでした。そして夜になるとコンビニや居酒屋でアルバイトし、帰宅すると疲れているので寝、朝起きると大学へ向かう、そんな日々でしたね。
課題などは、なるべく授業の合間や昼休みに集中して取り組んでいました。3年生になると就職活動に取り組んでいくことになると思っていたので、卒業に必要な単位は早めに取っておこうと考えていましたね。3年生の春学期には、そのほとんどを取り終えることができたと思います。

就職活動にはどのように取り組みましたか?

実際に就職活動に取り組み出したのは、3年生のインターンシップからです。アリオ八尾のスポーツショップで2週間、販売員を経験させてもらいました。インターンシップに参加することで就職活動への弾みをつけたいと思っていたんです。クラブ活動のほうは結果的にセーブしていくことになりましたね。葛藤もありましたが、大学にも推薦で入学したので、就職活動では苦労しておくべきだなというのもありましたから。
そして、興味のある業界や企業を調べていきながら、キャリア支援課で紹介いただいた内定者の先輩に活動の仕方についても話を伺うなど、少しずつ準備をはじめていきました。エントリーシートや履歴書の書き方については、その先輩に勧めていただいて、ゼミの担任ではないにも関わらず山路先生に教わることができました。添削などもしてもらえ、とても有り難かったです。
また、SPIについてはキャリア支援講座の対策講座を受講して勉強しましたし、女子学生を対象とした就活のためのメイクレッスンにも参加するなど、大学の就職活動支援プログラムも大いに活用させていただきましたね。ただ面接に関しては、実践で経験を積もうと考え、自己PRと志望動機を頭に入れて臨みました。
自分が納得できる企業に内定が決まるまでは活動を続けようと12月くらいまでは覚悟していたのですが、3月には1社から内定をもらうことができ、少し気が緩んでしまった時期もありましたね。けれど、悔いの無いようもう一度真剣に取り組もうと思い直し、5社を選びエントリーしたんです。すべて最終面接まで進め、テレコムサービス(株)に内定することができ、納得のいくかたちで就職活動を終えることができたなと思っています。

受験生の皆さんへのメッセージ

何事も楽しんで取り組んでほしいなと思います。まだこれからも勉強や試験、就職活動などラクではないことが続いていくとは思いますが、自分のことを知るきっかけ、さまざまなことを学べる機会、いろいろな人の話を聞けるチャンス、と捉えて楽しめれば吸収できることも多いでしょうし、どんな時でも良いサイクルで過ごしていけるように思いますからね。

※掲載内容は取材当時のものです。

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