民間企業

インターンシップで知った営業職の醍醐味。
企業の潜在課題を解決し、持続可能な成長をサポートしたい。

株式会社学情 内定井上 陽也 さんHaruya Inoue経済学部経済学科 4年生 / 大阪府 大阪高校 出身

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内定先についてお聞かせください。

株式会社学情から内定をいただきました。
学情は「誠心誠意」「共歓共苦」の理念に掲げ、採用に関する様々な事業を手掛けている人材総合情報企業です。「就職博」や「Re就活」、「あさがくナビ」などのサービスを提供しながら、既存の枠にとらわれない、新しい事業を追求し、お客様や社会の役に立つ新しい価値を生み出そうと日々取り組んでいます。現状に満足せず、常に革新を続けようとする企業風土の中で、企画営業職として働く予定なので、今からワクワクしています。

営業職に興味を持たれたきっかけは何ですか?

きっかけは人材業界の長期インターンシップです。コロナ禍でバイトのシフトに入れず、この時間を何かに有効活用できないかと考えていた時に、先輩から「長期インターンシップに参加するといろいろな発見があるよ」とアドバイスをいただき、参加してみることに。元々は、モノづくりに携わる仕事に就きたいと考えていましたが、社員と同じように約5ヵ月間働く中で、営業の醍醐味を知ることができました。この時、私が感じた営業の醍醐味というのは、企業担当者が見えていない潜在課題をヒアリングで探り、課題解決のためのサービスを提案することで、その企業が想像すらしていなかったステージへ上がっていくこと。この経験から営業職に絞って就職活動をするようになりました。インターンシップでの経験を経て、「お客様一人ひとりの要望に応えることのできる汎用性の高いサービスを持った企業で、さらに高次元の営業をしてみたい」と企業を探すうちに、学情へとたどり着きました。

大学では、どのような学修に取り組まれたのですか?

様々なことを学修してきましたが、藤田先生のゼミに4年間ずっと所属していたので、経済理論の内の一つである「ゲーム理論」の研究に最も力を入れて取り組みました。人生は常に選択の連続ですが、社会には様々なプレイヤーが関わり合う複雑な意思決定の問題や行動が存在します。こうした相互依存的状況を数学的なモデルを用いて研究していくのですが、重要なポイントは「お互いの利得を最大化すること」です。この軸をブラさずに分析を進めていくことで、周囲の状況を冷静に把握する力が身につき、理論的・合理的な意思決定を行うことができるようになります。このような戦略的思考は、日常生活にも就職活動にも役立てることができました。
また、ゼミでは社会問題や経済問題の解決策を毎日のように研究・発表していました。2年生の時は、世界から観光客が押し寄せる京都市におけるポイ捨て問題を研究。ゴミをゴミ箱に入れたくなる行動スキームについて、行動経済学で用いられる理論の一つであるナッジ理論(文章の表記や表示方法等を工夫することで、その人の心理に働きかけ、行動を変える戦略)を活用して考えました。そこで考え出したのが、ゴミの投入口をいくつか設け、投入する口によって自分の意見を投票できるゴミ箱を設置するというもの。ただ、それだけでは面白みに欠けるため、ゴミの量によって人流観測ができるシステムを連携させ、市内の混雑状況も配信できるようにし、ポイ捨ても混雑も解消できる策を発表しました。この研究内容は経済学部の研究発表大会でも優秀賞をいただくことができたので、大きな自信につながりましたね。
このような経験を活かして、卒業論文では特定の雇用条件下で人材業界の社員がどう動くかを研究しようと考えています。

大学生活で印象に残っていることはありますか?

長期インターンシップが最も印象に残っていますが、それ以外では就活情報サイトを制作・運営したことですね。コロナ禍で就職活動をして感じたのは、気軽に人と会って情報交換できないもどかしさ。もっと気軽に情報交換できる場所をつくりたいという思いが強くなり、インターンシップでお世話になったある企業の人事担当者に相談をしてみたんです。すると「うちのアプリを使ってサイト運営もしてみる?」と、ご好意でアプリサービスを使わせてもらえることになりました。そこで、アプリを使って一から就活情報を発信するサイトを制作・運営し、毎日のように就活に役立つ情報を発信しました。最初は一人で運営していましたが、真に役立つサイトにするためには投稿頻度を上げる必要があるため、会員数も増えてきたタイミングでメンバーを拡充。多い時には6人体制で情報発信をしました。周囲を巻き込み、世の中の役に立つ事業を継続させる経験は、これから社会人になっても、きっと役立つはずだと感じています。

就職活動に向けて、どのような準備をされましたか?

コロナ禍での就職活動事情を冷静に分析した結果、イベントなどの動きがない間は無理に就職活動を進めず、自己分析や面接の練習などに集中して自分の武器を磨き上げようと考えました。そこで、5月頃からキャリアセンターに通い、徹底的にエントリーシートの添削をしていただき、自己分析や企業分析も深めました。エントリーシートは毎日提出し、添削していただいて修正を重ねました。その甲斐あって、想像以上に文章力を伸ばすことができましたね。面接の練習も繰り返ししていただき、自分を鍛え上げた後、7月後半頃から本格的に企業説明会やインターンシップに参加しました。そこで「かなり就活慣れしてるけど、この時期には珍しい学生だね」という言葉をいただき、積み重ねてきた成果を実感することができました。
また、就活実践キャンプへの参加もいい経験になったと思います。実際に企業の人事の方に面接をしていただけるので、その名の通り実践力を鍛えることができましたね。ただ、帰り道に友人と情報交換をしていて、ハッとする出来事がありました。その友人は就活実践キャンプで初めて就活対策をやったにもかかわらず、面接してもらった企業の方から名刺をいただいていたんです。かなり前から対策を進めていたはずの私は、一枚もいただいていませんでした。正直、ショックでしたね。友人に面接での振る舞いを聞いてみると「話す内容は事前に準備していないし、自分の頭の中にあることをそのまま伝えただけ」という返答。この時、友人に比べて自分はアレコレ考えすぎていたことに気が付きました。前もって準備を進めることは重要ですが、肩の力を抜いて素直な気持ちを伝えることも重要なんだとわかり、そこから随分気持ちが軽くなったのを覚えています。

学情の選考には、どのように臨まれましたか?

1次選考は説明会と面接でした。人事の方1人に対して、学生は10人。長期インターンシップでの営業経験をアピールした結果、私1人だけが通過できました。2次選考では、なぜ人材業界なのか、なぜ学情なのかを追求されましたが、長期インターンシップで感じた営業の醍醐味について素直に話すことができ、終始スムーズに受け答えできたと思います。3次選考では営業マンに同行して、実際に企業の方と折衝したんですが、実はこのステップを経験したのは私だけだったようです。学情で働ける日が待ち遠しくなるほど、この営業同行は楽しかったですね。そして4次選考では、執行役員に学情のサービスを売り込むロールプレイングを経験しました。ランダムに出される企業課題に対して、最適な自社サービスを提案できるかを評価される選考でしたが、ゼミや就活で培った力を発揮して論理的にスラスラと答えることができました。最後にようやく最後の社長面接です。これはさすがに緊張して手が震えました。冒頭いきなり「君、ハングリー精神ある?」と聞かれて面食らいましたが、すぐに「あります!」と答えて、緊張がほぐれました。そこからは入社後にやりたいことなどをお伝えし、無事にすべての選考を通過することができました。

今後の抱負についてお聞かせください。

少しでも多くの課題を抱えている企業を助けたいと考えているので、入社後は企業に対する営業活動だけではなく、新たな自社サービスを拡充できるよう、社内で事業提案をしていきたいです。深いビジネス理解と提案力を武器に、表層的な問題に捉われることなく、担当企業の潜在課題を解決して持続可能な成長をサポートすることができればと思っています。そして、10年以内に会社の役員クラスまで駆け上がり、学情という企業の成長エンジンに成長したいですね。

受験生の皆さんへのメッセージ

正直なところ、どの大学を選んでもいいと思っています。現代の資本主義社会の中で最も重要なのは、立派な学歴ではなく社会を生き抜いていける賢さだからです。社会で求められる人材は柔軟な発想で変化に対応し、社会や企業の課題を解決していく賢さを持った人です。その力さえ磨いていく姿勢があれば、どこに通ってもいいと思います。当然、その力を磨くためには、勉強が必要です。幅広い経験が必要です。だから、入学後はできる限り多くの挑戦をしてください。たくさん勉強してください。その経験がいつかきっと、未来の自分につながるはずです。

※掲載内容は取材当時のものです。

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