民間企業

就活実践キャンプがきっかけで動き出した夢。
お客様と地域にとって、なくてはならない営業マンになりたい。

リコージャパン株式会社 内定今村 知令 さんTomonori Imamura国際学部国際学科卒(2020年3月) / 鹿児島県立 川内高校 出身

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内定先についてお聞かせください。

リコージャパン株式会社から内定をいただきました。
リコージャパンは、リコー本社が製造するデジタル複合機やデジタルコミュニケーションツール、ITインフラなど、現代のオフィスやビジネスに欠かせないICT(情報通信技術)ソリューションを企業に提供している会社です。リコー製品に限らず、さまざまなメーカーの製品やサービスも取り扱っているので、お客様が抱える課題に対して最適なソリューションを提案できるのが強みです。
リコージャパンには、自分が働きたい勤務地を全国から選べる制度があり、自分の好きな街で地域企業に貢献できるという点にとても魅力を感じました。入社後は大学4年間を過ごした大好きな大阪で営業として働き、地域になくてはならない人材をめざしたいと思っています。

元々は大学院進学をめざされていたそうですね。

はい。大学院でアニメの研究をしようと考えていたんです。アニメ好きだからアニメの研究という単純な話ではなく、学術的な側面からアニメを研究することで、その可能性を探っていければと考えていました。そう思うようになったきっかけは、1年生の時に参加した「フィールド・プロジェクト」にあります。上海の大学を訪れた際、日本文化を学んでいる中国人学生たちの話を聞いていると、日本への興味の入り口が、ほぼ全員アニメだったんです。海外の人に対するアニメがもつ影響力に驚かされましたし、観る対象でしかなかったアニメの違った側面に気づき、そのポテンシャルを学問として研究してみたいと思ったことから、大学院進学をめざすようになりました。
大学院では、アニメが持つ経済効果に関する研究や、日本文化を伝播するための最適なテーマや発信方法に関する研究など、実に多彩な研究が展開されています。私も海外へのアニメ発信方法について研究したいと思っていましたが、何から勉強すればいいのかわかりませんでした。大学の先生に相談したところ、「文化にまつわる社会現象のメカニズムを解明する社会文化学の視点から捉えてみては?」とアドバイスをいただき、関連書籍を読むことで考察を深めました。

大学ではどのような学修に取り組まれていましたか?

大学院進学をめざして、アニメの文化的影響に関連するビジネス書籍などを読み漁っていました。でも、書籍を読み進めていくうちに、経済学の知識がなければ理解できない部分が出てきたので、「ミクロ経済学」や「マクロ経済学」の授業を履修。企業活動の背景にある事業戦略や経済動向を学ぶことで、企業や社会の仕組みに対する理解が深まったと思います。
経済を学びはじめてから英語の資料を見る機会が増えてきたので、きちんと理解したいと思い、英語で日本経済の現状や課題を学ぶ「Japanese Economy」も履修しました。経済の専門用語を英語で学べただけでなく、英語のリスニング力が伸びたのも大きな成果でした。
また、「ワープロ実践」や「データベース実践」では、社会人には必須のパソコンスキルを身につけることができました。総仕上げとして授業の最後に資格試験を受験し、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」の資格を取得。この資格は就職活動でもアピール材料になったので、履修しておいて本当によかったです。

大学生活の中で印象に残っていることはありますか?

1年生から3年生まで毎年出場した、学生研究発表大会が印象に残っています。特に、2年生の時は学部で1位、3年生では学部で3位という栄誉を授かり、非常に嬉しかったのを覚えています。発表内容はすべてアニメ産業に関するもので、その内容は卒業論文にもつながっています。卒業論文では、飛躍的な成長を遂げている中国アニメ産業と日本アニメ産業の展望を考察しながら、両国がともに成長していくための道を探っていく予定です。

キャリアメンターとしても活動されているそうですね。

はい。3年生の「キャリア演習」では、ボランティアとして後輩たちにアドバイスを行いました。具体的には、先生との模擬面接を隣で見て、感じたことをフィードバックしたり、就職活動を通して私が気づいたことを共有したりしていましたが、後輩たちにとって有意義な対応を常に念頭に置き行動することを心がけていました。それまでも1年生のゼミメンターをやっていたので、後輩をサポートすることにやりがいは感じていました。でも、3年生の「キャリア演習」は、就職活動の結果を左右する大事な演習なので、双方とも取組む姿勢が違います。私は単純にサポートするということより、後輩の成長が何よりの喜びになりましたね。

就職活動に向けて、どんな準備をされましたか?

「キャリアデザイン」の授業で面接やグループワークの練習を重ね、2泊3日の「就活実践キャンプ」でその成果を確認しました。就活実践キャンプは、名前の通りかなり実践的で本格的なプログラムです。本番さながらの緊張感の中で行われる模擬面接は、練習とはまるで勝手が違います。キャンプ初日は、練習してきた成果を発揮できないまま終わってしまい、多くの課題が浮き彫りになりました。ただ、その課題を振り返って都度修正していくことで、着実に面接スキルを伸ばすことができたと感じています。
そして、このキャンプ最大の収穫は、最終日の企業説明会にありました。来場した企業の中にリコージャパンの名前を見つけ、「こんな大企業が来てくれるんだ」と驚きつつ、興味本位で参加してみたんです。その説明会で初めてリコージャパンの企業理念やワークスタイルを知り、物を売るだけの営業ではなく、企業や地域の価値向上のために真摯に向き合う姿勢に強く惹かれました。「こんな企業で働いてみたい!」、胸の奥から湧き上がってくる感情に従い、リコージャパンの本選考に参加することを決断しました。この運命的な出会いがなければ、私は大学院へ進学してアニメ研究に没頭していたかもしれません。

リコージャパンの選考には、どのように臨まれましたか?

1次選考は、営業職の方2名との面接。終始なごやかな雰囲気のなか、十分に準備をしていたこともあり、落ち着いて話すことができました。エントリーシートに学生研究発表大会のことを書いていたので、研究内容について深く聞かれましたが、「これだけしっかり話せて落ちていたら仕方がない」と思えるほど満足のいく面接でした。
ただ、2次の役員面接は1次とは打って変わって、かなり緊張してしまいました。鋭い質問も多く、十分な返答ができない場面もあったので、正直なところ落ちたと思っていたんです。だから、内定のお電話をいただいた時は本当に安心しました。

今後の抱負についてお聞かせください。

まずは、1日も早く社会人としての基礎力を身につけること。そして営業力を磨き、地域で1番の売り上げを達成して優秀賞を取るのが目標です。売上額にこだわるという意味ではなく、1人でも多くのお客様に最適なソリューションを提供していければと考えています。常に親身な対応を心掛け、「今村君だから契約した」と言っていただけるような信頼関係を築いていきたいですね。企業課題の解決に貢献することで、結果的に地域全体に貢献する。そんな営業マンになるのが夢です。

受験生の皆さんへのメッセージ

大学選びは、「何を学びたいか」を定めることが大切です。学びたいことがまだ決まっていない人は、興味があることは何かをよく考えてみてください。その興味に応える学びが、大学にはきっとあるはずです。
経法大には留学生がたくさんいるので、外国人の友人をつくったり、さまざまな異文化に触れたりすることができます。自分の知らなかった世界で出会うことで、学びたいこともどんどん広がっていきます。将来、海外で活躍したい人はもちろんですが、そうじゃない人にとっても、国際性あふれる大学は、きっとたくさんの気づきを与えてくれると思います。

※掲載内容は取材当時のものです。

国際学部
学生研究発表大会

学生研究発表大会は、これまで修得した知識、もしくは海外での体験から得た知見を踏まえながら、国際社会が直面する諸課題を理解し解決策を考えることができる学生を育成する場として開催されています。
第3回となる国際学部研究発表大会は国際学部・経法学会共催で開催され、各演習から代表者1組の計8組が発表し、ポスターセッションでは計37組の発表が行われ、来場学生数も約300名と活気ある大会となりました。
それぞれの設定したテーマに関する知見や、具体的な改善策の提案等の発表を行い、10分間という限られた時間の中で、自らの研究の成果を的確に伝え、レジュメなどの資料はもちろんのこと、プレゼンの構成、伝え方など非常に作りこまれた発表となっていました。
発表後の質疑応答では、発表内容について学生から積極的に質疑が飛び交い、終始発表者と視聴者が一体となった大会となりました。

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