民間企業

コロナ禍で再検討を余儀なくされた就職活動。
大学4年間でチャレンジしてきたこと全てが、
これからの挑戦の原動力に。

トランスコスモス株式会社 内定南野 妃花理 さんHikari Minamino国際学部国際学科 4年生 / 大阪市立 南高校 出身

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内定先についてお聞かせください。

トランスコスモス株式会社から内定をいただきました。
トランスコスモスは、ネットからリアルまで企業と消費者をつなぐ全チャネルをITアウトソーシングサービスで支えている企業です。入社後は、企業の人事・総務・経理などをサポートする、バックオフィスサービス業務に携わる予定です。
国際学部の私にとって、IT業界はシステム系の難解なイメージしかありませんでしたが、事務がメインの業務なので不安なく取り組むことができます。また、トランスコスモスは30の国と地域に海外展開しているため、将来的には海外勤務も視野に入れて働くことができます。

最初からIT業界を志望されていたのですか?

もともと志望していたのは旅行業界です。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行の影響によって、旅行業界は大打撃を受けてしまいました。世の中が大きく変わっていくのを肌で感じながら、「私も進むべき進路を再検討しなければ」と考え、今後も需要が伸びていく業界の研究をはじめました。やがて自分自身もオンライン授業を体験し、社会にテレワークが広がっていく様子を目の当たりにする中で、IT業界に大きな将来性を感じるようになったんです。偶然にも、ゼミでもICT(情報通信技術)を活用した観光推進やドローンの活用法の研究していました。また、3年生の時に参加した東京国際キャリアフォーラムで偶然トランスコスモスの説明会に参加したこともきっかけとなり、IT業界への方向転換を決心しました。

大学では、どのような学修に取り組まれたのですか?

1年生からニュージーランドへ語学研修に行き、英語力と積極性に磨きをかけることができました。2年生になってからも英語学修には力を入れ続けてきたので、飛躍的に力を伸ばしていけたと思っています。
3年生の時に履修した「経営情報概論」では、企業経営における情報システムの役割とその活用方法を学びました。CRM(顧客関係管理)やCS(顧客満足度)など、聞き慣れない用語がいくつも出てきましたが、今振り返ってみると、企業説明会でよく耳にする用語でもあったんです。企業説明会の時は「どういう意味なんだろう?」と思うぐらいであまり理解できていませんでしたが、この授業で深く学べたおかげで、企業の経営活動には欠かせないものであり、トランスコスモスでの業務にも大きく関わってくることだと理解できました。また、そのような企業経営に関する用語は、知っていて当然のように使われることが多い印象だったので、授業中にしっかりインプットしておくことで、その後の就活にも大いに役立てることができたと感じています。
同じく3年生の時の「国際キャリア演習」では、業界・企業研究や自己分析、面接練習などにも取り組みました。時には、グローバルに活躍されている講師の方からのお話を聞く機会があり、「社会で働くとはどういうことなのか」や「自分だったらこのような働き方がしたい」といったイメージを持つきっかけにもなったと思います。その中でも特に印象に残っているのが模擬面接です。いくら頭の中で長所や短所、自己PRを復唱できていても、実際に面接官役の先生を前にすると緊張から上手く伝えられないことが最初は多くありました。そんな時、先生や先輩方が改善点を的確に教えてくださったり、良い点はしっかり褒めてくださったりしたおかげで、少しずつ想いを言葉にできるようになっていきました。

大学生活で印象に残っていることはありますか?

オープンキャンパスの学生スタッフとして、3年間活動したことが印象に残っています。人前に立って話をするのは大の苦手だったのですが、そんな自分を変えるために思い切って1年生の時から参加しました。もちろん最初は緊張しましたが、たくさんの人と関わる中でコミュニケーションを取ることが楽しくなっていきました。自分の海外体験についてオープンキャンパスで発表することもあり、そのおかげで度胸も随分ついたと思います。学部や学年を越えた仲間もできました。オープンキャンパスのスタッフとして活動したことのすべてが、私を大きく成長させてくれました。貴重な経験をさせていただけたことに、本当に感謝しています。
3年生からは学生メンターとしても活動し、国際学部の後輩たちをサポートしていました。授業や学生生活に関するさまざまな相談に対し、自分の経験をもとにアドバイスするのですが、最初はうまく伝えることができずに苦労しました。模擬面接の時と同じで、伝えたいことはたくさんあるのに、うまく伝えられなかったんです。いかに的確に話せるか。それを意識して試行錯誤を繰り返していくことで、メンター活動を終える頃にはうまく思いを伝えられるようになっていましたね。人前で話すことが苦手だった入学当初の私からすれば、想像もつかないような変貌ぶりだと思います。
また、ゼミで「国際社会におけるドローンの活用と課題」という研究にも取り組み、学生研究発表大会に出場したことも印象に残っています。世界の物流分野ではドローンを積極的に活用しているのに対し、日本では法律や技術面に課題があり導入には至っていません。コロナ禍のことを考慮すると、今後ますますドローンによる物流は加速していくはずなので、どうすれば日本でも実用化できるのかを探っていきました。結果として、第一席という最高の評価をいただけたので、研究内容に対してもプレゼンスキルに対しても、自信を深めることができました。

就職活動に向けて、どのような準備をされましたか?

まずは、学内の講座を受講したり、友人に教えてもらったりしながらSPI(Synthetic Personality Inventory:総合適性検査)対策を進めていきました。また、エントリーシートや面接では必ず聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の整理にもかなり力を入れましたね。大学生活で経験してきたことを書き起こし、どれが一番自分らしくアピールでき、周りの学生との差別化を図れるかを考えながら、まとめ上げました。
面接の対策としては、国際キャリア演習やオープンキャンパスのスタッフ活動、メンター活動などが、そのまま対策になっていたので、改めて対策することはありませんでした。大学4年間の中で取り組んできたことのすべてが、私の力になっていると感じていたので、自信をもって選考に臨むことができましたね。

トランスコスモスの選考には、どのように臨まれましたか?

1次面接では基本的な質問もありましたが、職種の説明とその絞り込みがメインでした。事業が多岐にわたるため、営業系やデジタルマーケティング系、エンジニア系、ビジネスプロセスマネジメント系など、職種も複雑に分かれているからです。職種については経理の仕事をしている母にも相談しつつ、事前に事務や経理のサポート業務に携わる職種を選んでいたので、面接はスムーズに終了。職種が絞れた人は2次面接がなかったので、その次が最終面接でした。
最終面接も問題なくクリアできる気でいたのですが、コロナ禍でオンラインに変更となり、かなり戸惑いましたね。これが初めてのオンライン面接だったので、ちゃんと接続できているのかどうかもわからず、あたふたしているうちに面接が始まってしまいました。それでも、話をしているうちに少しずつ落ち着きを取り戻していき、質問にもスムーズに受け答えできるようになってきた矢先に、ひとつだけ答えに詰まる質問がありました。それは「3年後、5年後、10年後のキャリアビジョンはありますか?」というもの。3年後にはリーダー職に就いていたいという思いはありましたが、それから先はイメージできていなかったんです。正直に「イメージできていません」と答えはしましたが、将来活躍してくれる人物かどうかを見定める質問だと感じたので、その問いに答えられなかったことが心残りで、面接全体としての手応えはあまりありませんでした。
そのため、内定のご連絡をいただいた時は、素直にとても嬉しかったです。面接内容のフィードバックとしても「こちらの質問に対して、的確にハキハキと答えられていた点が良かったです」というお言葉もいただけたので、大学生活で培ってきたことが実を結んだ気がしました。

今後の抱負についてお聞かせください。

経理業務を担当している母に押さえておくべきポイント教えてもらいながら、卒業までの間に簿記などの勉強を進めていくつもりです。また、最終面接をきっかけに「将来のキャリアビジョン」をイメージするようになり、今からできることは何かについても考えるようになりました。トランスコスモスは日本全国と海外にも拠点があるため、若いうちはさまざまな場所で、たくさんのことに挑戦していきたいと思っています。そこで得た経験を活かして、将来的には部署を牽引できるような頼りがいのあるリーダーになることが目標です。

受験生の皆さんへのメッセージ

学生時代にしかできない、オリジリティ溢れる経験をたくさんしてほしいと思います。私自身、経法大の先生方や職員の方々のサポートもあり、今までの自分ならチャレンジしなかったようなことにも積極的に挑戦してきました。その中で学んだことすべてが現在に繋がっていると思っています。ただし、何事も単に行動するのではなく、明確な目的をもって取り組むことが重要です。その点を意識して行動していけば、いつか大きな成果に繋がるはずです。思う存分、大学生活を楽しんでくださいね。

※掲載内容は取材当時のものです。

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