民間企業

資格取得で身につけた「継続する力」を武器に、
地域住民の健康を支え、必要とされる人になりたい。

アイングループ 内定K・A さん 経済学部 / 大阪府立久米田高校

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内定先について教えてください。

「アイン薬局」を主とした調剤薬局を日本全国で展開している、アイングループから内定をいただきました。
地域医療を支える薬局として約2,100店舗を運営しています。私自身、地元にとても愛着を感じているので、かかりつけ薬剤師や在宅医療への積極的な対応、健康相談イベントの開催等を通じて地域住民の健康に貢献できることに魅力を感じました。お子さまが薬剤師体験をできるイベントや風邪の予防法を教えてくれる薬局イベントなど、地域ごとの施策を実施していることにも共感しました。
1年生の頃から地元のスポーツスクールでアルバイトをしていましたが、業務内容も似ていることが多く、その経験を活かせそうだと感じたところも志望した理由の一つです。

元々、医療系企業に興味があったのでしょうか?

実は、経法大に入学した当初は公務員志望でした。私自身、地元愛がとても強く、市役所で働きたいと考えていました。そのため1年生から「Sコース(公務員講座)」を履修したのですが、試験科目には数学的な内容が多く、私はそれに対して苦手意識を感じていました。ここで躓いてしまうようでは、自分はこの道に進むことはできないと判断し、早すぎたかもしれませんが、そこから民間企業を考え始めました。
気持ちを切り替え、自分の適性にあった企業への就職をめざすことに。さっそく、1年生の秋から「ITパスポート」や「日商簿記」、「マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」などの資格を取得することに力を注ぎました。就活に向けて、自分の強みになることを増やすために動き始めました。

就職活動に向けて、どのような準備をされましたか?

3年生になり本格的に就職活動を開始しました。大学のキャリアセンターの方や、「キャリア演習」の先生が親身になって私の悩みを聞いてくださり、本当に助けられました。面接の練習を繰り返し行っていただき、自己PRも何回も添削していただきました。
特に指導をいただいたのが「話し方」です。私の話し方は「言葉に感情が乗りにくく、抑揚が上手くつけられていない」と。実際、日常生活の会話でも、友達から「あまり感情が感じられない」とよく言われていたので、その傾向が面接練習でも出てしまっていたようです。この指導をきっかけに、明るく抑揚をつけた話し方を心がけるようになりました。同様に、人の話を聞くときの表情や態度なども、意識的に気をつけるようになりました。
文章を書くことも苦手でしたが、端的にわかりやすい文章を作成するためのポイントや改善点をわかりやすく教えていただき、エントリーシートや自己PRなどをブラッシュアップしました。そのおかげで書類選考も通過できたと思います。
大変充実したサポートを受けられたので、就職活動では不安を感じることがあまりなく、自信を持って進めることができました。

アルバイトが就職先選びにも役立ったようですね。

1年生の頃からスポーツスクールのフロントでアルバイトをしています。フロント業務なので、顧客情報を管理するなどの事務や、お客様にスポーツスクールの利用案内をするなどの接客業務を担当しています。アイングループではその経験が活かせそうだということを強く感じました。アイングループの店舗では、患者さまと接する機会も多く、処方箋などを入力する事務業務もありますが、自分の得意とする仕事だと感じました。
銀行や機械製造・販売企業の事務職のインターンシップにも参加しましたが、自分らしさを発揮し、やりがいを感じられたのは、アイングループが一番でした。スポーツスクールでのアルバイト経験を自己PRで強調してアピールしたことが、内定につながったと思います。

経済学部ではどのような授業が印象に残っていますか?

1年生の時に履修した「WEBデザイン」の授業はとても楽しかったです。大学ならではの授業で、ホームページを自分で作る作業に刺激を受けました。心理学系の授業や「情報ストラテジー」「情報テクノロジー」などのITパスポートの国家資格取得につながる授業も内容が面白く、先生もユニークで新鮮な気持ちで学べました。
ゼミでは国際経済学を専門とする畑佐先生のもとで、貧困問題について考えました。日本は世界的に見ると豊かな国で貧困とは関係がないと感じるかもしれませんが、生活水準が国全体の平均より下回る「相対的貧困」の数は少なくないと言われています。貧困の問題は、自分の身近に起こり得る可能性があると感じ、日本と世界の現状とその対策についてさらに研究を進め、卒論を執筆しています。
この研究を通して、「人の見方」に対する自分の意識が変化しました。普通に生活しているように見える人も、実は問題を抱えていることが多いかもしれないと考えるようになりました。それからは、人に興味を持ち、人間観察をすることが増えました。将来の仕事として関心のある「人材育成」もやはり人を見極めることがメインとなる仕事なので、つながりがあるかもしれないと感じています。
ゼミの仲間とは、どの企業のインターンシップに参加したか、説明会はどうだったかなど、お互いの就職活動の情報交換を頻繁にしていました。自己PRもお互いに見せ合い、気になる点を指摘し合うことができる関係を築くことができたので、とても心強かったです。

大学生活で特に身についたことはどのようなことでしょうか?

資格取得のために勉強していく中で、やはり継続は大事だと感じることがありました。「ITパスポート」など、特に暗記が必要とされる資格は、毎日最低3時間は勉強すると決め、継続するようにしました。この積み重ねのおかげで、「継続する力」が大学生活の中で身についたと感じています。就職活動の際のSPI(Synthetic Personality Inventory:総合適性検査)対策も計画的にコツコツこなすことができました。
また、勉強に取り組みながら友人との交友を深められたことも良い思い出です。花岡キャンパスには屋外にテーブルと椅子があるので、晴れた日にはそこで友達と喋ったり、自然に囲まれた中でランチを食べたりしました。友人とのかけがえのない時間を過ごすことで、授業も頑張れたと思います。

今後の目標を教えてください。

私は人に教えることが好きなので、自分の指導やサポートで相手が成長していく姿を見るととても嬉しく、やりがいを感じます。アルバイトでも後輩の育成や指導に携わることが多く、リーダーを任せていただきました。その経験を活かし、将来は本部で人材育成の仕事に携わることができればと思っています。大学で身についた継続する力や「人の見方」を大切にし、会社でしっかり活躍し、必要とされる人になれるように頑張っていきたいです。

受験生の皆さんへのメッセージ

就職活動を開始した当初は内定をいただけるのかとても不安で、食欲がなくなるぐらいまで追い込まれました。周りの人に相談せず、自分の中で抱え込んでいました。その時、キャリアセンターの方々がとても優しく話を聞いてくださったことや、友達との情報交換の中で不安に思うことを相談し合ったことが心の支えになりました。不安だと感じたら、すぐに誰かに相談するのが一番です。「自分の中で抱え込まない」ということをぜひ意識してください。

※掲載内容は取材当時のものです。

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