民間企業

自らが企業を選ぶという強気な姿勢で、高い目標を突破。
誰からも頼りにされるバンカーとして、胸を張って働いていきたい。

株式会社広島銀行 内定原田 優也 さんYuya Harada法学部法律学科 4年生 / 兵庫県立西宮香風高校 出身

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内定先についてお聞かせください。

株式会社広島銀行から内定をいただきました。
広島銀行は、中国・四国地方において企業のメインバンクとして圧倒的なシェアを誇っている地方銀行です。明治時代の設立以降、地域の人々とのつながりを大切にしながら発展してきた銀行で、近年では女性の活躍を推進するキャリアセミナーの実施やフレックスタイム制の導入などによる育児支援など、働きやすい環境づくりにも注力しているのが特徴です。私は法人営業として支店に配属される予定ですが、どこの支店に配属されても不安なく働いていけると思っています。

最初から金融業界を志望されていたのですか?

大学入学後、司法試験の合格をめざして学修に励んでいました。ところが、2年生の途中で体調を崩してしまい、司法試験に向けた学修の継続が困難になり断念。方向転換を余儀なくされた私は、「働きやすい企業を視野に進路を探してみよう」と考えるようになりました。説明会やインターンシップを通じて企業を調べていく中で、もっとも自分の考えに合っていると思ったのが銀行でした。祖父と父が銀行員だったこともあり、幼い頃から話を聞いていたので、仕事内容をイメージしやすかったということも関係していると思います。
銀行の中でも、特に広島銀行に惹かれたポイントとしては、「健康経営優良法人2020(ホワイト500)」に広島銀行が入っていたことが挙げられます。「健康経営優良法人」とは、従業員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に取り組んでいる法人として、経済産業省に認定された大企業や中小企業の法人のこと。私が重視していた「働きやすい企業」という観点にも合致しています。さらには、業種ごとのトップ企業を選りすぐった「健康経営優良銘柄」においても、銀行業界の中で広島銀行がトップだったこともあり、強く志望するようになりました。

大学では、どのような学修に取り組まれたのですか?

1年生の大学演習は、元銀行員だった先生から銀行内部のお話を聞かせていただいたので、今振り返ってみると、銀行を志望するための知識を自然と身につけていたことになりますね。経法大には元々企業に勤めておられた実務経験のある先生が多く在籍されているので、実践的な知識を学べる機会が豊富だと感じています。
また、4年生で就職活動と並行して履修した「銀行論」では、銀行の歴史について深く学ぶことができました。明治時代に各地で設立された「国立銀行」が地方銀行の源流であることや、メガバンクと地方銀行との経営体制の違いなど、業界研究の入門編として、とても参考になりました。
そのような業界に関する知識だけではなく、銀行員として経営者の方々とお話をする際に必要な税の知識も学修しておこうと思い、「税法」を履修。銀行員の業務にも法律は複雑に絡んでくるため、法学部で学んだ知識は入行後も役立つと考えています。内定をいただいてから、外務員資格試験も取得しましたが、その資格の勉強にも法学部で学んだ法律知識が活かされました。
その他にも、「経法相互乗り入れ制度」を利用して経済学部の授業も履修しました。銀行員である父の影響もあり、昔から新聞はよく読んでいたので、経済にも興味はありましたが、具体的な知識が不足していると感じていました。経済学部の授業を履修することで、確実に見識が広がったと思います。特に「地方経済」という授業では、人口減少をはじめとする銀行が直面している地域課題について学んだので、とても実践的な知識を得ることができました。

就職活動で印象に残っていることはありますか?

百十四銀行のリクルーターの方との面談が、とても印象に残っています。広島銀行以外にも、地方銀行としての強さを感じた香川の百十四銀行や愛媛の伊予銀行、岡山の中国銀行のインターンシップにも参加しました。中でも特殊だったのが、百十四銀行。エントリーしただけでリクルーターの方から連絡が来て、マンツーマンで2時間もお話をさせていただきました。地方銀行で働くことはどういうことなのかを具体的に知りたいという気持ちから、かなり踏み込んだ質問もさせていただきましたが、嫌な顔ひとつせず、誠実に教えてくださいました。この面談のおかげで、業界に関する疑問を解消することができ、志望業界を銀行に定める決意が固まりました。

就職活動に向けて、どのような準備をされましたか?

万全の状態で試験に臨みたいと思っていたので、どんな些細なことでも不安なことがあればキャリアセンターに相談をしていました。受験企業の選定からエントリーシートの添削まで、とにかくいろいろな場面で助けていただきましたね。特に、不安解消につながったのが面接の練習です。本来なら、3年生の3月頃に「就活実践キャンプ」という合宿形式の就活対策講座に参加する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により残念ながら中止に。この合宿での模擬面接を頼りにしていたので、中止が決まった時はかなり焦りましたが、代わりに企業ごとの模擬面接を何度もしていただきました。キャリアセンターの職員の方から、客観的で的確なフィードバックを受けられたおかげで、自信をもって本番に臨むことができました。

広島銀行の選考には、どのように臨まれましたか?

就職活動で私が大切にしていたのは「企業に選ばれるのではなく、自分から企業を選ぶ」という強気な姿勢です。選考はお互いを理解し合うためのフェアな場であり、企業に選ばれるためだけに自己アピールする場ではないはずです。その点、広島銀行の選考には面接以外に質問会も設けられていたので、自分の率直な疑問をぶつけることができ、お互いを理解した上で選考を進めていただけたのではないかと感じています。最終以外に2回面接がありましたが、しっかり対策していたので特に不安はなく、自信をもって終えることができたと思います。
最終面接では働く覚悟を問われましたが、入社意思が強いということを示すと共に、「自分も企業を選ぶんだ」という思いから「今、この場で内定を出していただければ入社します」と伝えました。すると、銀行側もその姿勢を好意的に受け取ってくださり、その場で内定をいただくことができました。正直なところ、広島銀行は自分にはハードルが高い目標だと思っていたので、内定をいただけたときは本当に嬉しかったです。

今後の抱負についてお聞かせください。

入社後に業界の基礎知識やビジネスマナーを学ぶ研修があります。同期より一歩でもリードするために、在学中から先行して勉強を進めていきたいと思っています。ファイナンシャルプランナーなど、必要な資格の勉強も今から進めていくつもりです。入社してからは、とにかくがむしゃらに突き進み、成長することに貪欲でありたいと思っています。企業のトップである経営者の方々と対等に話ができ、誰からも頼りにされるバンカーとして胸を張って働いていきたいですね。

受験生の皆さんへのメッセージ

大学はネームバリューで選ぶのではなく、学びたいことで選んでください。自分の将来は大学のブランドではなく、何を学ぶかによって変わっていくと思います。だからこそ、大学生活では視野を広く持ち、いろいろな可能性を考えながら動くことが大切です。私自身、2年生までは司法試験しか見ていなかったので、他の進路にも目を向けておくべきだったと反省しています。もしかすると、就職だけではなく起業という道も拓けていたかもしれませんね。自分の進路や可能性を勝手に狭めず、いろいろなことに積極的にチャレンジしてください。

※掲載内容は取材当時のものです。

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