民間企業

留学先で気づいた旅行企画の醍醐味。
一生の思い出に残るような旅をお客様に提供したい。

クラブツーリズム株式会社 内定村松 圭太 さんKeita Muramatsu国際学部国際学科 4年生 / 大阪府立 交野高校 出身

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内定先についてお聞かせください。

旅行会社のクラブツーリズム株式会社から内定をいただきました。
クラブツーリズムは、「仲間が広がる、旅が深まる」というブランドメッセージを掲げ、旅を通して文化や自然の素晴らしさを体感していただき、新たな出会いや交流を作り出すことをめざしている旅行会社です。主なターゲットはアクティブシニア層で、他社よりも高付加価値のツアーを提供しています。そして最大の特徴は、企画から添乗までを一人の担当者が一貫して行うこと。そうすることで、お客様や地域と密な関係を築くことができ、生の声を次の企画に活かすことができるからです。私自身もそこに魅力を感じ、クラブツーリズムを志望するようになりました。

旅行業界に興味を持たれたきっかけは何ですか?

子どもの頃からよく家族旅行をしていたので、元から旅行が好きだったということもありますが、一番のきっかけは留学先のニュージーランドで旅行の企画をしたことですね。友人といろいろな場所へ旅行したのですが、飛行機やホテルの手配から観光地の情報収集まで、すべて私一人でやったんです。その作業が本当に楽しかったのと、友人の喜ぶ顔がうれしかったので、「こんなに楽しいことが仕事になる旅行業っていいかも!」と考えるようになりました。旅行企画の醍醐味に気づいた貴重な経験だったと思います。

留学先では、他にどのような経験をされたのでしょうか?

1年生でカナダのトロント大学に1ヵ月間、2年生でニュージーランドのワイカト大学に4ヵ月間留学しました。カナダは多様な人種や文化が入り混じる多民族国家なので、今までにない経験ができるのではと思い留学先に選びましたが、それが想像以上だったので驚きました。大学ではさまざまな国籍の人と交流しましたし、ホームステイ先のホストファミリーはアジア人で、ルームメイトの学生も5ヵ国から来ているという多民族ぶり。そのおかげで、さまざまな英語のイントネーションや多様な価値観が存在していることに気づけました。そのような環境に身を置くことができた結果、話を理解するために積極的にコミュニケーションを取るようにもなったので、実生活の中でリスニング力やコミュニケーション力が大きく伸びたと感じています。
また、2年次のニュージーランドについては、語学を習熟することはもちろん、自分の将来を見つめ直すことを目的に、自然豊かなワイカト地方を留学先に選びました。最初の2ヵ月はホームステイをしていましたが、残り2ヵ月は日本人留学生たちとシェアハウスで生活することを選択。ホームステイだと行動範囲や時間に制限が出てくるため、「もっとアクティブに動きまわりたい」と思っての選択でした。シェアハウスには外国人の友人も遊びに来るため、生きた英語に触れることができましたし、交流の輪も一気に広がりました。旅行業界に興味を持つきっかけになったが、このシェアハウスの友人たちとの旅行なので、収穫の多い留学でした。

大学の学修で、将来につながるものはありましたか?

3年生の時に履修した「ホスピタリティ論」と「国際観光論」は、卒業論文にも将来の選択肢にもつながる授業でしたね。日本の観光の歴史やインバウンドの現状、海外の観光政策事例など、世界と日本の観光産業について深く知ることができました。この授業を受けるまでは、日本には多くの外国人観光客が殺到していると思っていましたが、世界各国のインバウンド事情と比べるとまだまだ発展途上。ICTなどの技術を取り入れることでさらなる発展が期待できると知り、卒業論文では「ICT活用による日本観光産業のインバウンドとアウトバウンドの政策」について研究をしています。東京五輪や大阪万博が終わった後も、日本の観光産業が右肩上がりに成長していくにはどうすればいいのか。具体的な政策案も考えながら、観光産業全体の未来を見通していきたいと思っています。
クラブツーリズムはインバウンド向けの旅行会社ではないので、直接業務に役立つような研究ではないかもしれませんが、個人的にはターゲット層をアクティブシニアから若者へと広げていき、いずれはメインターゲットとなる若者を早期に取り込んでいく必要があると考えているので、観光産業全体のトレンドを把握した上で働くメリットは大きいと考えています。

資格の取得にも励まれたそうですね。

はい。経法大にはさまざまな資格講座がたくさんあるので、社会に出てから役立つ資格を取得することができました。たとえば、Microsoft Officeスペシャリストの資格。これは「表計算実践」や「デジタルプレゼンテーション」、「ワープロ実践」などの授業で実践的なパソコンスキルを学び、授業の最後に資格試験を受けることでWordとExcel、PowerPointの資格を取得することができました。
また、国内旅行の添乗業務に必要な「国内旅程管理主任者」資格も、大学の資格講座で取得できました。クラブツーリズムに内定してからは、海外旅行の添乗も可能になる「総合旅程管理主任者」の資格も会社の研修で取得しました。クラブツーリズムでは添乗業務が必須なので、入社前に将来に直結する資格に合格できてホッとしています。

大学生活で印象に残っていることはありますか?

ストリートダンス部での活動が印象に残っています。中でも一番の思い出は、2年生の時に「キャンパスコレクション」という1万人規模のイベントで踊ったこと。プロのダンサーの後ろで踊るバックダンサーチームを募集していたので、個人的に応募して参加したのですが、これほど大勢の観客の前で踊る機会は人生初。これまで経験したことのない充実感と気持ち良さを味わうことができました。ただ、本番の舞台にたどり着くまでには、多くの苦労と挫折もありました。
高校の頃からダンスをしていましたし、大学のストリートダンス部でも練習に励んでいたので、ある程度踊れる自信はあったんです。でも、チームに入ってみると、参加している人はダンススクールに通っている人やプロダンサーと一緒に練習している人ばかり。周りのレベルが本当に高くて、私が一番下手だと痛感させられました。チーム練習についていくのがやっとの状態で、何度も心が折れそうになりましたが、その度に「ここで踏ん張ることができれば、どんなことでも打ち勝っていけるはず」と自分を励まし、諦めずに練習を重ねていきました。その結果、友人にも「見違えるようにうまくなったね」と言われ、高いレベルに身を置くことの大切さを実感することができました。

クラブツーリズムの選考には、どのように臨まれましたか?

まず、インターンシップに参加しました。他の旅行会社のインターンシップは、旅行を企画してプレゼンするというものがほとんどでしたが、クラブツーリズムは実際にホテルや交通手段の手配をし、料金設定も年度ごとに変更して売上推移を検証するという、かなり実践的な内容。「やっぱり、他の会社とはひと味違うな」。そう強く感じ、志望度がより高まったインターンシップでした。
その後、インターンシップ参加者限定の会社説明会があり、次に集団面接と個人面接が行われました。集団面接はオーソドックスな内容でしたが、個人面接は「クラブツーリズムと私の未来」というテーマで自由に5分間プレゼンするという難易度の高いものでした。プレゼン自体に慣れていなかったために、かなり緊張しましたが、ターゲット層を広げるべきという私の考えを伝えた上で、親子三世代による旅行企画を提案。立て板に水のようには話せなかったですし、言い忘れたこともありましたが、クラブツーリズムで働きたいという私の熱意だけはストレートにぶつけられたと思います。
ただ、選考が終わってからは「大手企業で選考基準も厳しいため、内定をいただけるだろうか」という不安がずっとありました。だから、選考結果の通知メールが来た時は、なかなか見ることができなかったですね。意を決し、ようやく開いたメールに「内定」の文字を見つけた時は、飛び上がるほどうれしかったです。

今後の抱負についてお聞かせください。

入社1年目は、失敗を恐れず果敢にチャレンジしていきたいと思っています。失敗がないということは、挑戦をしていないということ。そこに成長はありません。そして、入社5年目までには、自分が企画した旅行で、一生残るような思い出をお客様に提供したいですね。クラブツーリズムは国内と海外で部署が分かれているので、まずは国内の旅行企画でしっかり経験を積んでから海外の旅行企画に挑戦したいと考えています。

受験生の皆さんへのメッセージ

どんな大学に入ったとしても、失敗なんてことはありません。大学にはいろいろな出会いがあり、無限の可能性が広がっています。自分がやりたいことに、どんどん挑戦してください。必ずそこから道は開かれるはずです。そして、幅広い視点を持つようにしてください。興味がないと思っていることでも、やってみると案外おもしろいかもしれませんし、合っていないと思えばやめればいいだけです。私はクラブツーリズムが本命でしたが、興味のない会社や業界も積極的に見るようにしていました。そうすることで、多くの情報を得ることができましたし、逆に本命であるクラブツーリズムへの気持ちが確固たるものになっていきました。ぜひ、充実した大学生活を過ごしてください。

※掲載内容は取材当時のものです。

ストリートダンス部

ブレイク・ヒップポップやアニメーション・踊ってみたなどのジャンルの部員が在籍しており、みんなで練習し、本学のオープンキャンパスや経法祭、音楽祭、外部のイベントなどにしゅってん出演して楽しくわいわいダンスしています!
部員のほとんどが大学に入ってからダンスを始めた人ばかりなので初心者の人でも大丈夫!
みんな仲良くアットホームな部活なのでダンスに興味のある方は見学だけでも来てみてください!!

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