民間企業

留学も、クラブ活動も、オープンキャンパススタッフも。
やりたいことをやった4年間が、揺るぎない自信に。

SMBC日興証券株式会社 内定伊丹 佳奈 さんItami Kana法学部4年生 / 愛媛県立 宇和島南中等教育学校 出身

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内定先についてお聞かせください。

SMBC日興証券から内定をいただきました。
私は将来、結婚・出産してからもワーキングマザーとして働き続けたいという考えを自身のキャリアプランのなかに持っているので、育児休暇制度などが充実した、女性が働きやすい企業への就職を希望していました。いろいろな業界を見て、働く女性のための環境が最も整備されていると感じたのが、金融業界だったのです。
そしてメガバンクのなかで女性が一番輝いているグループという印象を受けたのが、三井住友フィナンシャルグループ。同じグループ企業の三井住友銀行や三井住友カードも視野に入れましたが、「証券会社なら、若いうちから営業としてバリバリ活躍できるチャンスがある」と考え、SMBC日興証券を志望しました。
面接では、「証券の営業は厳しいよ」といった言葉もいただきました。でも大学で留学やアメリカンフットボール部のマネージャーなど、いろいろな経験を通じて「自分にしかできないことをやってきた」という自信があったので、自分の力を試すつもりで、この業界で頑張りたいと決意しました。

留学ではどのような経験をされたんですか?

3年生の夏から翌年の春まで、カナダのトロント大学に留学しました。
留学前に英語の学習に力を注ぎ、TOEICのスコアも100点ほどアップさせてからカナダに渡ったのですが、それでも最初は英語でのコミュニケーションに苦労しましたね。知らない土地で言葉がうまく通じない心細さから、ホームシックになりそうでした。でも、「日本とは違う国の違う文化に触れるんだ」という想いを持ってカナダまで来たのに、クヨクヨしていたらムダな留学になってしまう、と気持ちを奮い立たせ、頑張りました。
日本人は調和を大切にし、他の人の意見に同調することも多いですが、カナダでは、「他人と意見が同じなんておかしい、それぞれが自分だけの意見を持っているのが当たり前だ」という考え方が普通になっています。ですから私も、つたない英語であっても、「私は今こう考えている」というのを常に表現することを心がけました。そうすることで、現地の人たちとも、徐々に意思を通じ合わせることができるようになっていったと思います。この経験を通じて成長できたことで、就活でも面接などで自分の考えをはっきりと主張できる力や自信もつきました。
それからは、ホームステイ先の方やその親族の方々と遊びに出かけたり、トルコやイタリア等いろいろな国からの留学生たちとも仲良くなったりと、楽しい留学生活を送ることができました。本当なら12月までの予定だったのですが、3月まで延長して滞在しましたから。

クラブ活動も、ご自身の成長に結びついたのですね。

アメリカンフットボール部では、マネージャーとして選手の体調管理や雑務などに携わりました。でもそうした業務よりもたいへんだったのは、チームの士気を高めるといった、雰囲気づくりに気を配ってきたことですね。例えば上級生の選手から厳しく言われたことを不満に思う下級生の選手に、マネージャーの立場から「私はこう思うよ」と意見を話したり。選手同士だとぶつかることがあっても、違う視点からの声は意外と冷静に受け止めてもらえるんですよ。そうした心配りを行うことで、常に高いモチベーションで練習や試合ができるよう努力してきました。クラブ活動での経験をとおして、自分のことだけでなく、周囲の動きや雰囲気を察して行動できる力などが、身についていったように思います。

法学部での授業では、どのようなことが印象に残っていますか?

社会保障の授業が印象的でしたね。高齢者の介護における、虐待などの問題について、ビデオや講義を通じて学習しました。
私は老人ホームで事務のアルバイトをしていましたので、実際に介護士の方がお仕事をされているのを間近に見てきました。だから、こうした問題はとてもリアルに感じられ、考えさせられましたね。自分の祖父母や両親のことを思うと他人事ではありませんし、将来、自分がこの問題に直面した時、どういう対応ができるだろうと考えました。「年をとった親を老人ホームに入れるのは冷たい」といった考え方もありますが、家族が介護にあたる難しさやストレスなどを考慮すると、介護のプロと協力することも、高齢者とその家族にとって、いい選択肢だとも言えるでしょう。この授業を通じて、さまざまな角度から社会の問題を考えられる、幅広い視点が持てるようになりました。

そうした大学での経験や学習が、就活でも活かされたのですね。

それでも就活は、決して順調ではなかったですね。最初に「この会社で働きたい」と強く感じた企業の選考では、三次面接まで受けて、最終面接の直前で落とされてしまって…。ショックで1週間ほど落ち込みました。それでも気持ちを切り替えられたのは、この4年間、いろいろ頑張ってきたことをムダにしたくない、という気持ちが強かったからです。
先輩の励ましも、支えになりました。私は3年生の時に留学していたので、留学前の春休みにインターンシップに参加したほかは、キャリア演習やキャリア支援課の就活支援プログラムなどを受ける機会があまりなかったんですよ。そんな私に、エントリーシートの書き方や就活での心構えなどを教えてくれたのが、オープンキャンパススタッフをしていた際に仲良くなった先輩でした。落ち込んでいた時も、「これまで頑張ってきたんだから、絶対に大丈夫」と、自信を取り戻させてくれたのが、とてもうれしかったですね。

本当に充実した大学生活を送られてきたのですね。

そうですね。留学、クラブ活動、インターンシップ、オープンキャンパススタッフ。すべてが私を成長させてくれ、そのなかで自信をつけたことが、SMBC日興証券からの内定という結果に結びついたと感じています。
私は小さい頃から、先生に言われたことをやるのが苦手だったんです。だからこそ、自分が決めたことはやるんだ、という気持ちだけは強く持っていました。大学でも、自分が決めたことに全力を傾けてきたつもりです。両親にも「あなたがやりたいようにやりなさい」と言ってもらっていましたから。
就活では、そんな両親に安心してもらうためにも、いい結果を出したいと思いました。やりたいようにやってきて、就職がダメでは、何のためにやってきたのかわからなくなってしまう。両親への感謝の気持ちが、就活での最後の粘り強さを出させてくれたのかもしれません。

今後の抱負についてお聞かせください。

まず仕事で必要な証券外務員の資格を取得するため、今、大学のエクステンションセンターの資格講座を受講しています。この資格の勉強をするための講座が大学で受けられるというのは、幸運でした。
そして最初にも話しましたが、結婚・出産をしてもワーキングマザーとして働き続けたいと考えています。総合職なのですが、転勤のない関西勤務を選ばせてもらっているんです。厳しい業界と言われていますが、女性が働きやすい環境が整ったこの会社で、仕事と家庭の両立を実現させていきたいですね。

受験生の皆さんへのメッセージ

勉強も、遊びも、悔いの残らないように全力を尽くしてほしいですね。「今しかできないこと」って、あるんですよ。高校生には高校生のうちにしかできないことがありますし、大学生の時しかできない経験もたくさんあります。だからこそ思い立ったら、絶対にやったほうがいいと私は思います。今という時間が過ぎてしまったら、それはもう二度と戻って来ないのですから。ぜひ、今を大切にしてください。

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